住宅購入の経緯の続き【我が家の場合2】です!
またもやかなりプライベートな状況と私の独断と偏見が含まれた内容です^^;
でもリアルな家探しの状況を記録していきたいので
こんな人たちもいるんだなあ、と見ていただけたら嬉しいです。
転居後のんびり物件探し♪のつもりが…。
転勤族の私たち。
札幌に1年住んだあと、東京への辞令が出て2022年7月に東京に引っ越すことになりました。
辞令から引っ越しまでは1ヶ月しか期間がないため取りあえず急いで賃貸マンションを決めて住み始めます。
その頃は賃貸更新の2年くらいを目処にリノベして引っ越せたらいいね、と話し合っていました。
しかし住んでみて少しして、、、
感じました。確信しました。
「なんか住みにくい…。」
理由はいくつかあります。
うまく言葉に表せる内容とそうではないフィーリングの部分がありますが
書き綴ってみようと思います。
①部屋自体が住みにくい
まず選んだ賃貸の部屋が住みにくかった、ということ。
私たちは築10年56m2の2LDK(引き戸を開けると1LDKになるよくある田の字型間取り。)のお部屋を借りました。
とりあえず夫の通勤のしやすさを優先してドアTOドアの時間と最低限の物件条件(トイレ風呂別など)をあげて
1ヶ月以内に引っ越せるところでピックアップ。
すると物件数はかなり絞られます。その中からオンライン内見でまあアリかな。と思う物件に決める流れです。
ちなみに辞令から引っ越しまで期間がないので物件探しは大体内見はオンライン方式。
私は家から、夫は職場からズームでオンライン内見をお願いして決めていくというバタバタの物件探しでした。
そして引っ越したマンションはもともと賃貸マンションとして建てられた物件でした。
札幌のマンションは分譲タイプだったのでどうしても比較してしまいます。
それでも東京の部屋は札幌の分譲賃貸よりも3万も高いのです。
分譲タイプと今回住んでいる賃貸マンション。
何が決定的に違うかというと、
「住む人のことを考えて作ってないな」
と思う点が多々あるということです。
・この20センチにも満たない奥行きの収納(しかも棚なし)は何を入れるの?
・洗面所に収納が一切ないけどタオルや下着はどこに置けば…?
・無理やり作った奥行き90センチのウォークインクローゼット。
一歩入れるけどこれはウォークインと言えるのか?
・一見綺麗で新しいけど調理スペース25センチのキッチン
・収納にはとりあえず折戸。間口いっぱい使えないもどかしさ。
・玄関狭い。ベビーカー置いたら終わり。
などなど。
そっか。
とりあえず2LDKの部屋数を作って空いたスペースに収納を作って
キッチンやお風呂は見た目良いものかなんか新し目なものを入れとこう。
という感じに作ってるのね。
そんな風に感じざる負えない状況でした。
…文句しか出てこない^^;
そんな一方で、
そんなこと思うなんて贅沢だ。住めるだけありがたいと思わねば。
と自分に言い聞かせている面もありました。
しかし、子どもがいて在宅で仕事するというかなり家で過ごす時間が長い私にとって
この小さなストレスが長く続くと思うと恐ろしくなり。(笑)
何をそこまで。と思う方もいると思います。^^;
でもよくよく考えてみると。
わたし自身【元々家に対しての優先度が少し高い】かもしれません。
まあ、そういう仕事しているのもあるし…。
欲しい服1着2着我慢しても住みやすい家に住みたいって思います。^^
それに人生の中で一瞬しかない今の自分が過ごす大切な時間を
長いことこの家で過ごすことが嫌だ!
と思ったんです。
(もうすごい悪口みたいになっちゃう。でも住まわせてもらっているお部屋に感謝はしています。)
それに対して札幌の分譲タイプに住んだときはそこまで感じなかったので
やはり住む人のことを考えて作られた部屋は住みやすさが違うんだな、と実感しました。
②なんかフィーリングが合わない(家との)
なんじゃそりゃ。と言いたいところですが本当にあるんですね〜。
うまく言葉に表現できないのですが感覚的なことです。
引っ越ししてしばらくして友人に
「新居どう?」と聞かれると決まって
「うーーーーん。…なんか微妙。」
と答えていました。
引っ越してきてから結構無くしものをしたり(これは多分自分が悪い)
夜中に急に救急隊と警察が来てインターホンを鳴らされ「中で救助要請が必要な方がいるので開けてください!」と言われオートロックを開けたり(その後ずっと警察がいてなんか気味が悪かった)
お風呂と玄関の位置が近すぎてなんかソワソワしたり…。
なんかいいことがあまりなかったんです。
(もしや厄年だから?!)
言葉にしてみると「そんなこと」と感じるけれど
なんかあんまり好きじゃない。
と感じることがいくつか重なってしまいました。
家の中で居心地の良さを感じることが少なかったんです。
お香を炊いたりお塩を持ったりもしました。(笑)
あ、でもベランダでハーブを育てたり、おうちディナーを楽しんだり。
それなりに楽しい時間は過ごしたし
住民の方は同じく子育て世帯が多く、感じの良い方ばかりでした。^^;
(苦しいフォロー?)
そう考えると
私に合っていなかった。
というのが正しいのかもしれません。
③住まいのエリアを見直したい(現実的な事情あり)
部屋だけではなく、エリアも考え直したいと思っていました。
夫の通勤のためだけを考えて決めたエリアだったので、保育園などの子育て環境のことは調べておらず
徒歩圏内の保育園は1件しかなく、もちろん空きがない状態。
おすすめされたのは自転車で15分のなぜか空きが10名ある保育園でした。
(しかもどこも定員オーバーなのにそこだけ10名の空きってなんか怖くないですか?)
そんな環境のこともあり息子が3歳になる前には必ず引っ越そうと決めていました。
初めはどちらにしても2年内に引っ越すのでとりあえず良いかな?と思っていたのもありましたが
マンション周辺の住み心地の悪さが目についてしまって早く引っ越せるのであれば引っ越したい。
という想いが膨らんでいきました。
ちなみに十分なリサーチをせずに決めてしまったので仕方がないことではあるのですが
同じエリアでも道が1本違えば全然雰囲気が変わったり、
一駅違えば利便性も全く異なったりするのでその辺りを調べる大切さもよくわかりました。
物件探しを加速するきっかけが訪れる
そんなことを考えていて「じゃあそろそろ物件探ししていこうか」と話していた矢先に2人目の妊娠が判りました。
妊娠がわかってすぐにわたしが思ったこと。
「引っ越ししなきゃ…!」(使命感)
そしてすぐにノートを取り出し、まず子どもを産むまでのスケジュールと
物件探しからリノベして引っ越すまでの最短スケジュールを書き出しました。
1月 物件探しー購入
2月 決済ープランニング
3月 工事着工
4月 ↓
5月 ↓ (出産のため私と息子は帰省)
6月 完成
7月 引っ越し
い、いける…!!!
この通りは難しいかもしれないけどこれを目標にすればいけるぞ。
そして夫にはこちらのスケジュールを差し出しつつ妊娠報告をしたのでした。
出産後、物件を探してリノベして引っ越すことも検討しかけたのですが
その場合、
7月 出産
8月 里帰り継続
9月 東京に戻る、上の子保育園探し
10月 乳児育てる
11月 乳児育てる
…endless。
あ。無理ね。^^;
そもそも何事もなく元気に経過していった場合の話の前提だし忘れかけていたけど産後そんな余裕はない。
あったとしてもそれは調子がいい日が何日かあるだけ。
仕事はからだが資本だし
自分が心身ともに健やかな状態で良い仕事をしたい。
そして出産後戻ってきたら上の子を保育園に入れたいという気持ちがあったので
戻るタイミングで住むエリアを変えておきたいという事情もありました。
そんなこんなで物件探しを急激に加速することになったのでした。
・住んでいる賃貸住宅が気に入っていない
・妊娠したことによってスケジュールが明確になった
私の場合、これを追い風現象と捉えて(GOサインが出てる!)
スケジュールは少しタイトだけどきっとトントン拍子で進むはず!
と前向きに物件探しを本格的にスタートさせたのでした。
かなり個人的な物件探しに至るまでのストーリーをお伝えしてみました。
いつか家を買いたいな、と思っていてもなかなかきっかけがないと動き出すのが難しかったりしますよね。
大きなきっかけがなくても、自分の中で住まい購入の気持ちが高まった時に一歩踏み出せたら
ゆとりのある物件選びやプランニングができます。
物件探しのスタートは早く切ることに越したことはないです。
まずはエリアを決めたり物件サイトでどんな物件があるのか見てみるのもおすすめです。
次回は【なぜ中古マンションを選んだか】ー戸建と新築との比較を踏まえてー
をお伝えしようと思います。
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