転勤族の我が家が中古マンションを買った理由

こんにちは!

最近私は東京都心にある築年数が古い中古マンションを購入しリノベーションしています。

元々、転勤族で賃貸派だった我が家。
今回はなぜ都心の中古マンション購入+リノベーションの決断をしたのか。
その理由をお話します。

こんな人に見てほしい!
・家を買おうか考え始めた人
・賃貸派だけど家購入が気になり出した人

家を買うきっかけ

「東京でマンションを買うことって自分達にとって現実的ではない…。」
と思いませんか?

マンション価格も年々上がっているっていうし、
ずっとこの場所に住むか分からない。

分かります…!
わたしは転勤族だし地元は東京から遠いので当然のように賃貸マンションに住んでいました。

ただ月々の家賃が結構高い。
エリアと部屋のグレードに対して予想以上の賃料だな。と感じていました。
さすが東京。

そんな自分がマンション購入に至った理由は
現在の家賃と同じくらいのローン支払いで購入ができる
ことが判ったからでした。

意外に買えそう。
支払いのシミレーションをしてみる

具体的には現在の住宅ローンが低金利なおかげで中古マンションであれば毎月払っている家賃と同じくらいで買うことができることがわかりました。

マンションの販売価格は上がっています。
しかし同様に賃貸の家賃も上がっています。
それに賃貸は毎月の家賃をオーナーさんに払います。
賃貸の気軽さは魅力的ですが毎月10万以上のお金を別の人に払っていることを考えると
月々同じくらいの支払いであれば(もしくは少し高くなっても)所有する意味があると考えました。


私たちの場合はシミレーションをしてみると低金利の恩恵を受けることで、
月々の家賃の支払いの同じくらいでより質の高い暮らしができることが判明。
しかも自分の好きな間取りや内装を実現できるなんで最高かもしれない。

そう考え始めました。

今買う必要ある?
住宅ローンを組むには制限がある

そして住宅ローンは誰でもいつでも組めるわけではありません。
銀行によって異なりますが以下のような制限があります。

・年齢
完済時の年齢が81歳未満(みずほ銀行の場合)
ローンを35年で計画する場合は、45歳までに申し込みをする必要があります。

・支払能力があること
年収300万以上の正社員で3年以上勤務していること。など
契約社員や個人事業主の場合は別途審査基準があります。
安定してローン返済ができるのかを銀行の基準で審査されます。

・健康であること
住宅ローンを組むには団体信用生命保険(団信)に加入する必要があります。
団信とはローンの契約者が亡くなった場合ローン返済の義務が無くなる保険制度です。
団信に入るには基本的に健康状態でなくてはなりません。
健康診断書の提出や医師のサインを提出する必要があることが多く高血圧や糖尿病と言った生活習慣病も健康状態に問題があると判断されてしまう場合があります。

他にも条件は色々ありますが、このような制限があります。
いつか買おう!と思っていてもその時もし健康状態が悪かったら…?
その時、もしかしたら転職していたら?

住宅ローンを組むことができるタイミングには制限があるということも自分達にはきっかけの一つとなりました。

でもずっとここに住むとは限らない。
売ったり貸せたりできる家を選ぼう。

それに加えてリセールの可能性を考慮して物件を選ぶことで物件購入がより現実的となりました。
需要がある物件は将来売ったり貸すことができます。

我が家は投資用としてではなく住むための家探しなので資産性を第一に考えて選んだわけではありません。

しかし、将来ライフスタイルの変化や住まいに対する考えが変わる可能性もあります。
その時に売却や賃貸に出すことができるような物件を購入しよう。
古いマンションであっても、都心の立地は魅力的です。
自分達は大きな利益を生むことはなくても、それなりの相場でリセールが出来そうな物件を選びました。
(もちろん大きな利益が出れば嬉しい…。笑)

やっぱり好きな場所で快適に暮らしたい

アクセスの良さや生活の利便性はもちろん、
自分の好きな街で暮らすことができることは私にとってとても意味のあることでした。

・通勤時間を短くして家や目的地での時間を充実させたい。
・子育て世帯として、周辺の公園や教育環境を大切に考えたい。
・都心へのアクセスを兼ね備えつつ自然がある環境で暮らしたい。
…など、人によって大切に感じることは様々。

わたし達の場合は都心で便利でリセールの可能性もありつつ、マンションの周辺は落ち着いていて
ゆったりと時が流れるような場所がいいなと思っていました。

こんなところに住めるわけない…?

ある日物件探しを始める前に友人とランチに行ったんです。
そこは後に自分達が物件を購入エリアでした。

友人とレストランの周辺を歩いて
「こんなところに住めたら良いのにね〜!」
「とても気がいい場所よね。でも高いし無理でしょ。笑」

という会話をしたことを今でも覚えています。

本当はこのエリアのような場所に住みたいのに自ら無理だと決めつけていたんです。

そして1年後そのエリアに物件を購入しました。
無理だと思って候補にすら入れていなかったエリアでも考え方(条件)を変えると意外と候補に入れることができるんです。


さらに自分の好きな家で居心地良く暮らせたらもう言うことはありません!

使いやすい間取りで自分の好きな設備(キッチンやお風呂や洗面トイレ…。)を使いたい。
食器洗いは食洗機に頼りたいし、家事動線はまとめて少しでも楽にしたい。
内装は自分が好きでいつ見ても気分が上がる素材を選びたい。

うん、理想の暮らし。できるかも。
そんな暮らしを一刻も早く始めたくなり、物件探しをスタートすることにしました。

まとめ

「家を買って自分達の好きな暮らしをする」

最初はそんなことはできないと思っていました。
理由は転勤族だから。
家を買うことは現実的ではないと思い込んでいました。

転勤のたびに急いで決めた物件に住んで日々を暮らす。
それもそれなりに幸せなんです。
家に対しては100%満足じゃないけど暮らしに対してはそれぞれの場所で楽しみを見つけてそれなりに満足していました。

だけど東京に引っ越してきて家賃の高さに驚き、中古マンションのリセールバリューを目の当たりにしてから考えが変わりました。

・低金利の恩恵を受け無理のない月々の支払額となること
・将来売るか貸せる可能性が高いこと

この2つを意識して物件を選ぶことで家を買うことが現実的になりました。

そして手の届く中古物件を自分好みのリノベをすることでより豊かな暮らしができます
リノベーションを行うことで、古さや劣化が気になる部分を改善するだけでなく新築物件にはないオリジナルの間取りをつくることができるのも魅力でした。
小さい子供が二人いるため将来的な家族の成長に合わせた住まいにすることもできます。

この辺りはリノベーション設計士として経験があるので

箱(建物)さえしっかりとしていれば室内はどうにでもなる!

という自信がありました。

①月々の支払いが無理のない範囲で可能な時代(低金利の恩恵を受ける)
②その上好きな場所で好きな暮らしができる
③売ったり貸せる物件を選ぶことで将来をフレキシブルに考えられる。

以上が転勤族の私たちが東京で中古マンションを購入した主な理由です。

今後もリノベーションの進捗や暮らしの変化などをブログでシェアしていきたいと思います。
ご興味があれば、ぜひご覧ください。

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